すまい/HOUSING

住まいの地震保険

まれ

住まいの地震保険の解説をして行きたいと思います。
地震保険は単独で加入することができない保険で,火災保険に加入している方が加入できる保険です。
なぜ火災保険に加入しないと地震保険に加入出来ないのかというと,
一度起きてしまうと大規模が予想され,保険会社が潰れて保証できないということを避ける為,
政府と共同で運営しています。
また,生活の安定に寄与することを目的としており,再建の為の保険ではありません。
ですので,保険金額も火災保険の半分が最大の保険金額になります。
2000万円で火災保険を契約した場合,1000万円が地震保険の契約金額になるという事です。

1回の災害に対する支払限度額もあります。
政府・民間保険会社合わせて12兆円です。
12兆円もあるなら大丈夫でしょ。という考えもありますが,
限度があるという事は,減額や支払われない事もないとは言い切れないという事です。

だったら貯金した方がいいかなと思われる方も多いんじゃないかなと思います。

さらに,
地震保険の支払は,だいぶ厳しい設定になっています。
現在は一部損・小半損・大半損・全損の4項目に分かれており,
大まかに言うと,
一部損は,主要構造部(建物の要となる部分のみ)が3%以上20%未満の損害
小半損は,主要構造部が20%以上40%未満の損害
大半損は,主要構造部が40%以上50%未満の損害
全損は,主要構造部が50%以上の損害
となり,
一部損と認定された場合,支払われる金額は、契約金額の5%。。。
地震保険を1000万円で契約していた場合,50万円です。
だいぶ厳しいです。
その他,小半損は30%,大半損は60%,全損で100%

新築で火災保険に加入しようとされている場合だと,耐震性等昔に比べてだいぶありますので,
全損はなかなか考えられず,一部損がほとんどではないかなと思います。

なので,やっぱり厳しい。
毎年3万円前後支払いをして,ローン期間中の35年間支払続けたら。。。
105万円。。。
地震保険の料率が変わらない前提だとしても結構考えてしまうのではないかなと思います。

所得税・住民税の控除もありますが,年間6000円程度なので,
それを差し引いても。。。ですね。

と、ざっくり説明しましたが,もう少し詳しく知りたいなという方は下の動画も見てみてください。
へたっぴですがw

ではでは,今日もお疲れ様でした🌙

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ABOUT ME
まれ
擬態して生きる枠の中から,もぞもぞ抜け出そうとしてる揺れるおーえる。
目指せIndependent woman.
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